インド・南アジアのニュースから思うこと(その他雑記も含む)

インド在住の筆者がをインド中心に南アジアのニュースから思うことを綴ります

インド人のレジリエンス(しなやかに生きよう)

日本は建国記念日でお休みですが、

インドは通常営業です。

 

なんだかんだでバタバタしているので、

きょうもニュースチェックが甘い(自分への言い訳)。。

 

インドのニュースをざっと見ましたが、

あまりピンと来るモノが見つけられず、

ヤフーJapanさんにあがってたこちらの日本語記事にさせてください。

news.yahoo.co.jp

 

インドの経済成長について、

大枠をいくつかのデータと国際情勢から解説した読みやすい記事でした。

 

GDPで言うと、

パンデミック前に、すこし減速傾向を見せ、

2020年度は、コロナでガクッと下がったインド。

 

しかし、2021年度は”第2波”の悲劇がありながらも

コロナ以前のように戻してきましたよね。

インドのポテンシャルを示すデータだと思います。

 

記事では世界が中国との対立構造に向かう中で、

「将来の対抗馬」としてのインドへの期待が高まっていると述べられています。

 

EU離脱したイギリスの動きも興味深いですよね↓

2021年、英国ではインドの若者に向けた「Young Professional Scheme for Indian nationals」という新しいビザ制度を発表した。18歳から30歳の新卒者または同等の職業経験を持つインドの若者が、英国で2年間、就労と滞在を可能にするもので、2年を過ぎると技能労働者ビザへの切り替えもできるようになる。

*1

 

あと、ヘルステックについて後半に述べられていますが

これも面白い。

2020年8月、モディ首相は「国家デジタルヘルスミッション(NDHM)」の開始を発表した。MDHMはすべてのインド国民に固有の健康IDを発行して、カルテのデジタル化や、医師および医療施設の電子登録などの実現を目標にしている。

*2

 

パンデミック後にすぐに開発されたというアプリ

ArogyaSetu(アロギャセツ)

いまやインド在住なら当たり前のようにスマホに入れてますよね。

 

ショッピングモールなどに入る際に、

検温とともにこのアプリで

感染者の濃厚接触になっていないかチェックのための

提示を求められるのも慣れたモノです。

 

インド人を表す表現として

逆境、変化に対応できるレジリエンスの高さ

とありましたが、

カーストがいまだに根強いインド社会で生き抜く、

這い上がって行くには、

逆境を力に変え、チャンスを逃さず対応すること。

インド人には基本的にこうした力が備わっていると。

 

もちろん13億人以上いる人たち全員がそうではない、

けど、

明らかに日本人のメンタリティとは異なるものが

そこにはあると日々感じますね。

 

だからこの国が好きだと改めて思いました。

 

ではではカルミレンゲ!!

 

*1:同記事より

*2:同記事より