インドの大統領は先住民族の女性に
昨日は、スリランカ大統領がとりあえず決まりましたが、
今日は、インドの大統領が決まる日でした。
女性大統領であり、
初の先住民族を出自とする、
Droupadi Murmu(ドラウパディ・ムルム)氏
に決まったそうです。
同じ大統領とは言っても、
インドでは、国家元首ではあるものの、
あくまでも実権は首相にあります。
大統領と首相の関係って?と思った方はこちらを↓
東部オディシャ州出身で、
前のジャールカンド州知事の彼女。
オディシャ州の大学で芸術を学んだあと、
教育の道に進み、その後に政治の道へ。
こちらの記事によれば、
夫とは死別し
3人の子供のうち、2人の息子も交通事故などで亡くなっているとのこと。
2014年に州知事の任期を終えた後は、
政界に戻る意思はなかったようなのですが、、、
なんの因果か、先住民族(英語ではtribalと表現されています)出身の
初の大統領となったようです。
民族、言語、カーストなど、
多様性のるつぼにおけるインド。
こうしたマイノリティと呼ばれる人たちが、
さまざまな思惑はあるにせよ、
表舞台、それも国家元首となったことは、
ひとつの歴史を塗り替えたことになるのではないでしょうか。
名誉職なのかもしれない、
けど、日本だって、こうしたトップの要職に女性がどんどんと登用されるべきだと
私は思いました。
ではでは、カルミレンゲ!