インド・南アジアのニュースから思うこと(その他雑記も含む)

インド在住の筆者がをインド中心に南アジアのニュースから思うことを綴ります

ウクライナのインド人は…

きょうは、世界中がウクライナ情勢に震撼しましたね…。

 

現地の情報はもちろん、

株価下落や石油などエネルギー需要の懸念など、

日本も含めて世界中の国が影響を受けることは必至です。

 

やはり現地の様子を知りたいという思いは

インドメディアも同じ。

この記事は現地の混乱が少し伝わってくるものでした。

indianexpress.com

ウクライナには1万8千人のインド人学生がいるそうなのですが、

インド政府は、

彼らに数日前から安全に退避するように呼びかけています。

 

首都デリーからウクライナに行っている現地の学生の1人と

連絡を取ったメディアの報道。

 

きょうの飛行機でデリーに戻るはずだった22歳の学生。

6時間かけてバスで空港につくと、

空港は閉鎖されていました。

 

飛行機は飛ばないようで、

いったん自分の家に戻るように言われたということですが、

報道でもあるように、

国内では、ロシアと反対側の西側へ向かう人たちが出始めて

道路は渋滞するなど混乱している様子です。

 

 

大学側は、サイレンが鳴ったら地下鉄や大学キャンパスの地下に

行くようにアドバイスしたとか…。

 

まさに、

戦時下の様相を呈していますね…。

 

日本でのほほんと暮らしてきた自分には、

なかなか信じがたい状況ですが、これも現実。

 

ロシアの思惑、アメリカや国際社会の対応という大局を理解しつつ、

こうした現場のひとりひとりの混乱を伝えることも

メディアの役割だなと感じました。

 

 

ではでは、カルミレンゲ!!