インド・南アジアのニュースから思うこと(その他雑記も含む)

インド在住の筆者がをインド中心に南アジアのニュースから思うことを綴ります

デリーの空港って厳しいよね

最高気温が20℃を超えるようになり、春の足音が聞こえてきた?デリーから

きょうは、こんなちょっとした記事ですが。

www.ndtv.com

 

 

デリーの空の玄関口、インディラガンディー国際空港(通称:IGI)。

いわゆる機内持ち込み手荷物を1つにしなさいよと、

改めてお達しだそうです。

 

この空港は他の国に比べてセキュリティが厳しいと思います。

 

乗客としては、それはそれで安心でもあるのですが、

仕事柄いろんな荷物とともに出張することがある身としては、

困ることもありますね。

 

ぶっちゃけ、航空会社によるところが大きいですが、

大きな手荷物を2つ持って(でかいリュックとハンドバックのような2種の鞄など)

カウンターでチェックインしようとすると、

係員がめざとく見つけて

重量チェックののち

「Not allowed」

と預け入れるように言われます。

 

預け入れできない機械とかPCとかいろいろあって無理なんだよ、

と思っても、

人によっていは一度言い出すと聞いてくれないこともしばしば。

 

国際線での出張の際は、

「その場でスーツケースに無理矢理詰め替えろ」

ということで、チェックインカウンターでスーツケースのパッキングを

やり直しさせられたこともありました。

 

そうした経験を踏まえて、

また、空港内をいかに楽に移動するか、という観点から、

最近では、

1+0.3 くらいの手荷物にまとまる

という方法に落ち着きました

 

具体的には、

①コロコロ(キャスター)つきの大きなバッグに機械やPCを詰める

②機内で必要な本やkindle, 充電器などを小さいスリングバッグに入れる

 

という感じです。

物理的には2つのバッグなので、

めちゃくちゃ厳しい係員の場合は指摘してくる可能性がありますが、

これまではほとんどの場合スルーでした。

 

最悪指摘されたら、

②のスリングバッグを①の大きなバッグに一時的に詰め込む、

ことで対処。

 

これで、だいぶ楽に空港内を移動できるようになりました。

 

ただ、カウンターを抜けた先のセキュリティチェックが

個人的には一番の難所ですので、

ここをいかにスムーズに通過できるか

(X線検査機でチェックされてから再チェックに回されないか)

もひとつの分かれ目です。

 

ここに関しては、まだ完璧な攻略方法が見つかっていません。

充電のケーブルや、係員が見たことがないであろう機械があると、

それが目に見えるかたちで出ていても、

ほぼほぼ再チェックされます。

 

外国人だからということもあるでしょうが、

日本や欧米に比べると細かい(厳しい?)ような感覚がありますね。

 

ただ、そうした厳しさのおかげで、

空港でのテロや犯罪は少ないのかなと思います。

 

置き引きみたいなことも実はあまりないのかなと感じたことがありました。

コロナ以前ですが、家族が日本から来た際に、

空港のロビーにスーツケースを1つ忘れてしまったことがあったんですね。

まだインドに来て間もない頃だったので、

注意力も散漫で家に着いてから気づいて、慌てて空港に電話したのですが、

そんな忘れ物は届けられていない、の一点張りで、その日は終了。

 

当時の感覚では、あー誰かに持って行かれたなと、

かなりショックだったのを覚えています。

 

しかし、翌日の午後「荷物が届いている」と連絡が。

半信半疑で受け取りにいくと、

ちゃんと忘れ物カウンターがあって、しっかりと保管されていたんですね。

 

そのときは、本当に感謝するとともに、

インドのセキュリティは意外と?しっかりしてんだなと実感しました。

(空港に入るにもいちいち身分証のチェックが厳しいですもんね)

 

とにかく、

今回の通達で手荷物が本当に1つだけと言われるのであれば、

パッキングの方法を改めて見直さねばなりません。

 

と、その前に、

早く飛行機にのって飛び回れる時期が来ることを願いますね。

 

ではでは、カルミレンゲ!