インド・南アジアのニュースから思うこと(その他雑記も含む)

インド在住の筆者がをインド中心に南アジアのニュースから思うことを綴ります

アンダマン・ニコバル諸島に行ってきた話(その③)

今日は、一連の共和国記念日ウィークの最後を締めくくる

Beating Retreatがありました。

DD(ドゥーダルシャン)が生中継・生配信をして、

そのアーカイブも残っています↓

www.youtube.com

 

週末回ということで、先週に引き続いて

年末年始のアンダマン諸島の記録です。

 

【アンダマン諸島に行ってきた話その②】

  1. ハブロック島に行かなきゃ話にならない?
  2. ハブロックで何を求めますか?(ビーチも選ぼう)

 

1.ハブロック島に行かなきゃ話にならない?

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インド人に囲まれてフェリーという名の高速船で、

爆音で映画鑑賞しながらの船旅2時間を経て、

ようやく到着するのが、ハブロック島です。

2018年にモディ首相が、ネタジ(スバス・チャンドラ・ボース)に敬意を評して

スワラージ島に改名したとのこと。

スワラージは自治を意味する言葉で、

ネタジが自由インド仮政府の首席だった時に、

アンダマン諸島を訪れ、ハブロック島をスワラージとしたそうです。

 

余談が過ぎましたが、

2時間の船旅で子供たちもすっかりリバースして、ぐったりしたところに、

港に降り立った時に空の青さと南国の日差しが痛いほど刺さりましたね。

そして何より、海の色がポートブレアとは全然違いました。

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港ですら、

あぁ、南国リゾートに来たなぁと感じさせてくれる青い海でした。

 

ホテル話はまた次回にしますが、

はブロック島では、とにかく海に行きましょう。

島は南北に細長い形状ですが、ポートブレアと違って、どこの海岸に行っても

おそらく同じように白い遠浅のビーチが広がっています。

 

ビーチポイントは大きく分けて

東側、南西側、北西側の3つかと思います。

 

ホテルはピンキリで、予算によりけりで選べばいいと思いますが、

私たちは東側の中の中(上?)のホテルが東側だったので、

ホテルから徒歩で行ける東側ビーチでまったり過ごしました。

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そこは、名前も無い小さなビーチであったがために、

ビーチに面したホテル客と近くのホテルに宿泊する私たちのような客しか

訪れることがなくて、逆に快適でした。

レストランも売店もなく、もちろんシャワーなども無いので、

海で遊んで帰る、ということしか出来ませんが、

やっぱりそれが最高です。

 

遠浅なので、子供たちだけで遊ばせていても

そこまで心配はいりませんし、

波がそこまで高く無いので、水中眼鏡とゴーグルで

海の中を少し覗いてシュノーケリングを楽しむことができました。

 

私、潜水もちょっとだけかじっているのですが、

砂地とアマモ場を基本に、ちょっとガラモ場もあって、

ハゼやベラ系の魚は十分観察できます。

なんせ、水深は50cm程度ですから。

 

やっぱり自然は偉大だなと、改めて思います。

スマホもインターネットも無くても、

子供たちはずっと水中を観察したり、波でバシャバシャ遊んだり、

砂遊びしたりと持て余すことなく時間を過ごせました。

 

 

 

2.ハブロックで何を求めますか?(ビーチも選ぼう)

 

実は今回は有名な南西部のビーチ(ラダナガービーチ)には

行けませんでした。

 

上記の東側のビーチで十分満足だったのと、

私たちのホテルから南西のビーチにはリキシャーで20分くらい行かないと

辿り着けないことで、家族には負担になるなと思ったので諦めました。

知人によると、このラダナガービーチも最高だそうです。

 

ただ、もう一つ有名な北西のビーチ(エレファンタビーチ)には、

一回は行っておこうと思い、

家族を説得して最終日の前日に行ってみました、、、。

が、結論、ここはリゾートでゆっくりしたい人なら行かなくていいです!

 

 

ここには、陸路で行くには少しばかりトレッキング的な道を行く方法もあります。

しかし、ホテルのオーナーに相談すると、

「歩く必要なんて無いよ!ボートで行けるんだから」

とのこと。

 

ホテルからリキシャーでフェリーが着く港と隣接した港に到着。

そこにはたくさんのさっぱ船(小さな漁船くらいの船)が。

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オーナーがチケットを購入してくれて(1人1000ルピー!)

乗る船はその場で割り振られます。

私たちは「White Fin 」という名前の船が割り当てられ、

同じ船に乗る10人ほどが集められて、ブリーフィングが行われました。

とは言っても、オールヒンディ語なので、私たちだけ全く理解できず、、、、

英語で簡単には説明してくれましたが、

要は何時から何時まで島に滞在しますよとか、そんなことくらいでした。

 

ボートで20分くらい行くのは景色も天気もいいし最高だったのですが、

エレファンタビーチにつくと、

ハブロック島中のインド人が集まってるのか?というくらい、

小さなビーチに人が密集していました。

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前日まで、ほぼ貸切状態のビーチで遊んでいたため、

その光景にまずドン引きしました。

 

小さな売店はたくさんあるのですが、

みたところ、正直大したものは売ってなさそうでした。

カットフルーツやちょっとしたスナック、ドリンクばかりで、

食べたいなと思うものは皆無。

 

そもそもこのビーチは、

いわゆるビーチアクティビティ(バナナボートとかそういう類の遊び)

をするための場所だったんですね。

 

私的には、そういうのはあってもいいんですが、

順番待ちしてまでやりたいものでも無かったし、

みた感じ、シュノーケリング体験などやってるんですが、

ものすごいビジネス感があって、やる気にはなりませんでした。

 

なので、アクティビティをやってるビーチから少し離れた場所で、

子供とシュノーケリングを勝手に楽しんでいました。

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そこは岩場で魚もまぁまぁいて楽しかったのですが、

途中で係員らしき人が私たちのところまで来て、

「この場所は危険だから泳いではダメ!」

と言ってきました。

 

以前ここで勝手に泳いでいる人が事故ってしまったそうで、

責任問題になるからということでした。

 

まぁそんなわけで、自由に遊ぶこともできない芋洗状態のエレファンタビーチだけは

ハブロック島の中ではオススメできない場所でした!

 

ではでは、カルミレンゲ!!