インドのフラッグシップエアーAir India はどうなるのか
きょうは、この記事が目に止まりました。
昨年10月に発表されましたが、
インド国営の航空会社「エア・インディア」は
インド大手財閥のタタ・グループに売却されることが決まっています。
そのエア・インディアの客室乗務員組合が、
新生会社のルールとしての搭乗前BMI(ボディ・マス・インデックス)チェックに
反対するとの書簡を提出したそうです。
以前から、同様のチェックはあったようですが、
毎回のフライト前にBMIチェックされるのは精神的苦痛が大きいと。
一方で、記事によると
2009年には、9人のエアインディアの客室乗務員が太りすぎたせいで解雇されたとか、
2020年に、マレーシア航空の乗組員は、
700グラムの体重オーバーで解雇されたと
乗客に対して良いサービスを提供するための一つの手段、
という会社の言い分もあるでしょうが、
最近は日本でも男性客室乗務員て普通になってきているし、
男性に対しても同様の基準やチェックが適用されるんでしょうか?
接客サービス業ですから、
身だしなみ、清潔さはマストだとは思いますが、
体重管理までされるとは厳しい世界ですね。
インドにもいろんな人がいるので一概には言えませんが、
一般的には、日本と食生活が異なるので、
男性も女性も、ある年齢以上の人は
ふくよかな人が多い印象は個人的にはあります。
一方で、アメリカでは
一般企業でも、太り過ぎている社員は
イコール自己管理ができない⇨能力不足、
ということで査定が下がるというのも聞いたことがあります。
しかし、体重や見た目と「接客サービスの向上」というのは、
今の時代、ダイレクトに結びつけて考えてはいけないような気がします。
あくまでも、接客や業務の能力でサービスの質は測られなければならないと思います。
話がずれにずれましたが、
個人的には、現状では航空便を選ぶ際、
エアインディアは出来れば避けたいと考えています。
申し訳ないですが、
空港カウンターや機内の接客サービスは、
シンガポール航空系のヴィスタラ航空に圧倒的な軍配が上がるかなと思っています。
もちろん、
インドなので、個人差が大いにあるのも現実ですが、
国内線なら
ヴィスタラ→ インディゴ→goAir → スパイスジェット ⇨ エアインディア
という順位ですかねぇ。。
しかし、元々はタタグループから始まった航空会社ですから、
今回の売却によって、また古巣での再出発となり、
サービスの向上が期待されると、知人のインド人も話していましたし、
これからに期待したいところです。
明日は共和国記念日でインドはお休みですが、私は仕事に行ってきます。
ではでは、カルミレンゲ!