アンダマン・ニコバル諸島に行ってきた話(その②)
きょうは、インドの独立運動家として有名だった
スバス・チャンドラ・ボースの誕生日。
インド門では、ホログラムで浮かび上がる彼の像がお披露目されました。
「ネタジ(指導者)」と呼ばれ、インドの人たちに親しまれている彼。
第二次世界大戦で、日本とも深い関わりがあります。
この辺の歴史は個人的に大好物なので、
また今度自分の勉強も兼ねて書いてみたいです。
さて、本題は昨日の続きで、アンダマンニコバル旅行記の続きです。
【アンダマン諸島に行ってきた話その②】
- ポートブレアの印象
- ポートブレア ⇨ ハブロック島へ移動(フェリー会社は選ぼう!)
1.ポートブレアの印象
ポートブレアに着いて、強制的PCRを受けた後は、
ホテルでゆっくり(デリー早朝出発で眠かった)。
(ホテルとレストランについては、「その③」で紹介します)
ポートブレアの印象は、
インド感あふれる田舎の島
島の人は主にヒンディー語使いだし、
ヒンドゥー教のお寺もよく見かけるし、
リキシャも簡単に見つけられる。
雰囲気はインドそのものなのですが、
そこは離島の良さがあって、デリーのような喧騒とは異なり、
時間がゆったり流れる感覚があります。
あと、空気が感動的にきれいです。
冬場のデリーを知る人なら、いつも気にする大気汚染指数=AQI。
デリーの今頃は300以上は当たり前の中、
ポートブレアでは、20とか30ほど!
天気も良くて青空が本当に美しいです。
ポートブレアのある「アンダマン島」はめちゃくちゃ大きい島で、
ポートブレアは、本当にそのごく一部。
私はそこしか見ていないのですが、
印象としては、ポートブレア近郊には、
いわゆる「リゾート感あふれる場所」はほぼ見当たりませんでした。
なので、
リゾートとしてアンダマン諸島を訪れるなら、
フェリーで「ハブロック島」やお隣の「ニール島」行きがマストだと思われます。
2.ポートブレア ⇨ ハブロック島へ移動(フェリー会社は選ぼう!)
このフェリー予約がちょっと曲者で、
実は、ディワリあたり(11月)にアンダマン諸島に行こうと計画したのですが、
デリー⇨ポートブレアの飛行機チケットは取れたのに
ポートブレア⇨ハブロックのフェリーチケットが取れない(満席のため)
という事態が発生しました。
行かれる際は、
飛行機と共に「フェリーチケット」もすぐに予約しておくこと
をオススメします
フェリー会社は複数あります。
前提として、
①地元民が使うGovernment ferry
②観光客用の民間のFerry
の2種類があり、旅行で行くなら基本は②の方がオススメ、というか、
①の方は、料金が安いのですが相当環境が悪そうですし、
外国人だとチケット購入が難しいと思われます。
②の民間フェリーもいくつか会社があり、
などなど。直接フェリー会社のオンラインで予約して購入できます。
私は下調べが甘かったので、
というエージェントで買いました。
上記のエージェントのWEBサイト上で希望の日時を入れると、
空きのある便が表示され、支払いもクレジットカードや銀行振込を利用して
オンラインで購入。その後eメールでチケットが送付されてきます。
(メールのやり取りで、日程を多少変更しましたがちゃんと対応してくれました)
さて、
朝7:30発のフェリー乗り場に1時間前に到着すると、
ターミナルの建物の前は既に長蛇の列!
この時も不安だったので、列の先頭まで行って
プリントアウトしたチケットを持って行くと、
予約はちゃんとされていました。
ただ、ここで「PCRのレポートは?」と係員に聞かれて一瞬困惑。
「え?飛行機で着いた時に受けたPCRの結果来てないけど...」
と事情を説明すると、
「いつポートブレアに着いたの?」と言うので、
「2日前ですよ」と答えると
「OK」との返事でした。
PCRの結果がもし「陽性」だったとしたら、
何らかの連絡がフェリー会社に行くのかも知れません。
とにかく、列に並び、荷物検査を受けてようやくターミナルに入っても
インド人旅行者がたくさん。
前に並んでいる人に聞くと、
どうやら上記①の「Gevernment Ferry(地元民のフェリー)」も
私ののるフェリーと出発時間帯が近かったため、
同じように列を作って並んでいたとのこと。
1時間ほどターミナル内で待ったあと、予約乗船。
全て指定席なのはいいのですが、問題は出航した後、
フェリーという名前ですが、実際は日本で言うところの「高速船」でした。
まぁまぁの速度が出るので、結構揺れます。
さらに、出稿と同時に、船内の大画面ではインド映画が大音量で流されます。
船の揺れとヒンディ語とボリウッド音楽の大音量のダブルパンチで、
子供たちは完全に船酔いしてました。
彼らをケアしながらふと気づくと、
お隣のインド人も、あちらのインド人も、
いわゆる「エチケット袋」を手に”リバース”しまくっていました....
行きはSEA LINK、帰りはMakruzzのフェリーだったのですが、
このふたつなら、Makruzzの方をオススメ!
Makruzzの方が、若干船が大きくて揺れが少なかったですし、
売店もあって快適だったからです。
ポートブレアからハブロックはおよそ2時間の船旅。
ようやく着いた先には、美しいビーチが待っています!
と、長くなったので続きはまた次回に!
今日もここまで読んでいただきありがとうございました!
ではではカルミレンゲ!!