インド・南アジアのニュースから思うこと(その他雑記も含む)

インド在住の筆者がをインド中心に南アジアのニュースから思うことを綴ります

アンダマン・ニコバル諸島へ行ってきた話(その①)

今日は週末回として、この記事

www.indiatoday.in

インドの人在住日本人には有名なリゾート地離島 「アンダマン・ニコバル諸島」。

新型コロナの影響で観光施設がクローズになっているそうです。

私は年末年始の休暇で旅行してきたところ。

ネット上の情報が限られているアンダマン諸島の最新状況として

今後行かれる方(いるかな?)の参考になれば幸いです。

 

【その①】

  1. アンダマン諸島とは

  2. アクセス

  3. コロナ禍の入域について

 

1.アンダマン諸島とは

f:id:aquelleheureindia:20220123002201j:plain

 Andaman and Nicobar island (アンダマン・ニコバル諸島)。

↑wikipedia情報ですが、位置的にも歴史的にも面白い場所ですよね。

デリーから見れば、ほぼ東南アジアと言っていいほど。

かつてデンマークが占領しかけるも失敗し、イギリスが統治。

その後、第二次世界大戦中には日本軍が占領し

スバス・チャンドラ・ボース率いる「自由インド仮政府」の統治下に置かれました。

このあたりの歴史は本当に興味深いです!

 

行政的には「連邦直轄領」で、

州ではなく中央政府に直接統治されています。

地政学的に見て、防衛戦略上重要な場所であることは容易に想像がつきますし、

原住民保護のため、外国人の立ち入りには制限があります。

 

2.アクセス

コルカタ、ベンガルール、チェンナイから直行便。

デリーから曜日は限られますがAir India のみが直行便があるようですね。

AM 5:30 デリー ⇨ AM9:05 ポートブレア

 

私は、下調べが甘かったのと、

家族も一緒だったので快適に確実に行くことを優先して

ヴィスタラ航空(vistara)でコルカタ経由で行きました。

AM6:15 デリー発 ⇨ AM8:35 コルカタ着 ⇨ AM9:15コルカタ発 ⇨ AM11:35 ポートブレア 

f:id:aquelleheureindia:20220123002520j:plain

 

早朝のデリー発。年末年始休暇時期でしたが、

デリー⇨コルカタ便はガラガラでした。

コルカタでは乗り換えではなく、機内に40分待機してから出発、

(コルカタで降りる客と乗ってくる客はいます)

この便はほぼ満席でしたね。

 

 

3.コロナ禍の入域について

【搭乗前】

デリーから飛行機に乗る際にはワクチン接種証明書の提示が求められます。

ヴィスタラ航空カウンターで証明書の提示を求められました。

 

PCRテストについては、

行く前に、アンダマンの観光当局に電話して何度か聞きました。

結果、担当の人によっていうことが異なっていたので、

(ワクチン2回接種者は渡航前PCR不要という人もいれば、

Covishieldで無ければPC Rが必要という人もいた)

 

とりあえず家族全員出発前48時間以内のPCRテストを受けて

Negative Report を持参しました。

 

【ポートブレア到着時PCR】

外国人の立ち入りには制限があるということで、

ポートブレアの空港ターミナルに入るとすぐにImmigrationの係員に呼び止められます。

カウンターで身分証(パスポートとVISA)の提示を求められ、

名前と宿泊するホテルを聞かれます。

f:id:aquelleheureindia:20220123002904j:plain

その後、荷物を取って出口で待っているようにと言われたので、

出口に向かうと、誰も何も案内がなく、

建物の外に出ると、インドらしいタクシードライバーの勧誘と共に、

別の係員がバスに乗れと誘導してきたので、言われるがままにバスに詰め込まれます。

 

空港からすぐ近くの、旧ショッピングモール的な廃墟で降ろされ、

強制的にPCR検査を受けさせられます(無料)。

f:id:aquelleheureindia:20220123002759j:plain

f:id:aquelleheureindia:20220123002818j:plain

テストが終わると、手にスタンプを押され解放されます。

ここにもリキシャーやタクシードライバーが押し寄せてきます。

 

旅行者自体がまだ少ないと思われ、彼らも必死でした。

私は宿泊ホテルと連絡して迎えを頼んでいたので、彼らの勧誘はお断り。

 

その後、ホテルで2泊してから離島のハブロック島に向かうまでに、

PCRの結果は私には送られてきませんでした。

(これがフェリーに乗るときに若干トラブルの元になるのですが)

 

では、次回はハブロック島編(本編)を書きます!

 

カルミレンゲ(ヒンディー語でまた明日)!